ダノン健康栄養財団では、健康と栄養の分野に従事する医師や栄養士を主な対象として、毎年ダノン健康栄養フォーラムを開催しています。
 今回のフォーラムでは、ダノン健康栄養財団の国際組織であるダノン・インスティテュート・インターナショナルが掲げる「ヘルシーエイジング」をメインテーマとしました。わが国の平均寿命はさらに延び、高齢者、特に75歳以上の高齢者がますます増加しています。このような状況の下、健康寿命を延伸し、健康長寿社会を築いていくことが喫緊の課題となっていますが、これこそが、まさに今回のテーマであるヘルシーエイジングの目標とするところです。
それでは、ヘルシーエイジングを達成するためには、どのようなことが重要なのでしょうか。本フォーラムではこの点を明確にすることを目的とし、まず、山本尚子先生(国際医療福祉大学)から「ヘルシーエイジング社会の実現を目指して」と題する基調講演を頂き、WHO勤務のご経験に基づくグローバルな視点からヘルシーエイジング社会をどのように実現していくかについてお話し頂きます。その後、各論に入り、まず浦野友彦先生(国際医療福祉大学)から臨床医学の視点で、特にフレイル/サルコペニア/ロコモの重要性に関する講演を頂き、次いで、新開省二先生(女子栄養大学)からヘルシーエイジング達成のための、食と栄養の重要性について、さらに内山真先生(東京足立病院)から睡眠の役割についてご講演を頂き、最後にパネルディスカッションを行うプログラムになっています。

第27回ダノン健康栄養フォーラム(2025年)

「テーマ:ヘルシーエイジングをめぐって」 

日時2025年10月4日(土)13:00~17:00
※収録動画を後日(2025年10月20日~31日)配信予定。
会場「丸ビルホール」 
参加費無料
定員会場:250名程度限定 【事前登録制】
動画配信は人数無制限(要事前登録)
共催公益社団法人 日本栄養士会
後援公益社団法人 日本栄養・食糧学会、一般社団法人 日本臨床栄養学会、一般社団法人 日本食育学会
協賛ダノンジャパン株式会社、ザ・コンシューマー・グッズ・フォーラム(CGF-CHLヘルシーエイジング・ワーキンググループ)

プログラム

開会挨拶公益財団法人ダノン健康栄養財団 代表理事 大内 尉義
ダノンジャパン株式会社 代表取締役 ロドリゴ・リマ
基調講演座長:国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 名誉院長 大内 尉義

ヘルシーエイジング社会の実現を目指して
国際医療福祉大学 副学長 山本 尚子
講演1座長:名古屋大学 名誉教授 /
人間総合科学大学 人間科学部 客員教授 大澤 俊彦

ヘルシーエイジングの科学
国際医療福祉大学 医学部 老年病学講座 教授 浦野 友彦
講演2座長:女子栄養大学 副学長 武見 ゆかり

食とヘルシーエイジング
女子栄養大学 栄養学部 教授 新開 省二
講演3座長:新百合ヶ丘総合病院 消化器・肝臓病研究所 所長 井廻 道夫 

睡眠とヘルシーエイジング

医療法人財団厚生協会 東京足立病院 院長 
東邦大学 客員教授 内山 真
パネルディスカッション司会:日本栄養士会 代表理事会長 中村 丁次
   東京大学 名誉教授 清水 誠

総論:全講師および座長によるディスカッション
閉会挨拶



【動画配信ご希望の方】
・動画配信でのご聴講ご希望の方は、10月15日に視聴情報をメールでお送りいたします。
 件名:「第27回ダノン健康栄養フォーラム」動画配信のご案内
 メールが届かない場合は、迷惑フォルダをご確認下さい。
・動画配信期間は2025年10月20日~31日を予定しています。


申込期限 会場参加:9月27日(土)
     収録動画配信:10月14日(火)

↑チラシをクリックすると拡大してご覧いただけます。


※ 「第26回フォーラム」詳細はhttps://www.danone-institute.or.jp/forum/f26th/よりご覧頂けます。

2025年度プログラム委員(敬称略、五十音順)

氏名所属
飯野 久和昭和女子大学 名誉教授
井廻 道夫自治医科大学 名誉教授
新百合ヶ丘総合病院 消化器・肝臓病研究所 所長
大内 尉義東京大学 名誉教授
国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 名誉院長
公益財団法人ダノン健康栄養財団 理事長
大澤 俊彦名古屋大学 名誉教授
人間総合科学大学 人間科学部 客員教授
清水 誠東京大学 名誉教授
下浦 佳之公益社団法人日本栄養士会 専務理事
武見 ゆかり女子栄養大学 副学長
中村 丁次公益社団法人日本栄養士会 代表理事会長
神奈川県立保健福祉大学 名誉学長