2020年度 ダノン学術研究助成金
2020年度ダノン学術研究助成金は「一般研究助成」「若手研究助成」の2種類で募集を行いました。2019年10月18日(金)、帝国ホテル東京にて学術委員会を開催し、2020年度ダノン学術研究助成金応募者102名の中から受贈候補者の選考を行いました。選考に際しては、特に小児および高齢者栄養、食習慣についての疫学、プロバイオティクスの有用性および食育の効果測定に重点をおき、かつ若手・女性研究者の育成機会の創出という意義も考慮しました。最終選考は12月13日開催の理事会で行なわれ、7名(一般4名、若手3名)の研究者に授与することを決定致しました。
一般研究助成
受贈者 | 所属先 | 研究テーマ |
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佐治 直樹 | 国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター もの忘れセンター | 腸内細菌・口腔内細菌による高齢者の健康生活や認知機能への影響と日本食の予防効果 |
佐々木 努 | 京都大学大学院 農学研究科 食品生物科学専攻 栄養化学分野 | 生活習慣病リスクとしての人工甘味料の長期使用:頭相反応に着目して |
荻野 崇之 | 大阪大学大学院 医学系研究科 消化器外科学 | 食事の腸管内通過が腸内細菌叢および腸管免疫系に与える影響の解明 |
森 真理 | 東海大学 健康学部 健康マネジメント学科 | ”実証食育”で健康長寿復興を目指す元気沖縄プログラムの基礎研究 |
若手研究助成
受贈者 | 所属先 | 研究テーマ |
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古田 美智子 | 九州大学大学院 歯学研究院 口腔予防医学分野 | 口腔の健康に寄与する乳酸菌発酵食品摂取についての多面的疫学研究 |
竹添 豊志子 | 東京大学大学院 医学系研究科 | 本邦における重度の運動障害を有する小児の栄養摂取状況調査 |
原口 敦嗣 | 早稲田大学 先進理工学部 電気・情報生命工学科 生理薬理学研究室 | 食事タイミングとうつ症状発症のメカニズム解明 |
ダノン健康栄養財団は「栄養と健康に関する研究」を振興するため、下記の要領で研究助成金の募集を行いました。
対象とする研究の範囲 | 「栄養・食品と健康に関する基礎的、臨床的、または疫学的研究」 特に重点をおく研究テーマ:小児および高齢者の栄養、食習慣についての疫学、乳製品・プロバイオティクスの有用性、および食育の効果測定 |
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助成の種類 | 1) 一般研究助成 2) 若手研究助成 |
授賞件数及び助成金額 | 1) 一般研究助成 3件、総額600万円/年以内 2) 若手研究助成 4件、総額400万円/年以内 |
助成期間 | 原則として1年間 (2020年1月1日~12月31日) |
応募資格者 |
日本国内の大学・国公立研究所およびこれに準ずる研究機関に所属する研究者(国籍は問いません)。
但し、「若手研究助成」には募集締切り時点で男性は35歳未満、女性は40歳未満の研究者のみが応募できます。 |
申込方法 |
・応募する助成の種類1)一般研究助成、又は2)若手研究助成のどちらかを選択(両方への応募は出来ません)。
・応募要項・申請書をダウンロードの上、必要事項を記入し、E-mailまたは郵送にて当財団宛に提出 |
応募期間 |
2019年5月15日(火)~7月31日(火)
※当日消印有効 |
選考方法 |
当財団の選考委員会にて審査・選考の上、理事会で正式決定
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【問い合わせ先】
公益財団法人ダノン健康栄養財団 事務局
〒153-0051 東京都目黒区上目黒2-1-1 中目黒GTタワー11階
TEL:03-6890-9490 FAX:03-5724-2901
E-mail:josei@danone-institute.or.jp