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   メールマガジン Nutrition News vol.150
                    平成29年2月15日

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 メールマガジンNutrition News 平成29年2月号を
 公益財団法人ダノン健康栄養財団(DIJF)からお届けいたします。

 ※このメールは配信を希望・承諾された方にお送りしています。
 ※MSゴシックなどの等幅フォントで最適にご覧いただけます。

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☆ INDEX ☆

  1. DIJFからのお知らせ
(1) 「第19回ダノン健康栄養フォーラム」開催日が決定しました!
(2) 食育情報サイト「ごはんだもん!げんきだもん!」What’s new!
 
  2. 第18回ダノン健康栄養フォーラムより
   「プロバイオティクスの可能性」
   慶應義塾大学 先端生命科学研究所 
        特任准教授 福田真嗣 先生
 
 3. 健康・栄養に関する学術情報
   「ヨーグルトを造る乳酸菌共生発酵研究の最近の知見」

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    1. DIJFからのお知らせ 

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(1) 「第19回ダノン健康栄養フォーラム」開催日が決定しました。
 
  第19回ダノン健康栄養フォーラムは、本年9月9日(土)有楽町朝日ホール(東京都千代田区)にて開催予定です。プログラム等の詳細は決まり次第当財団ホームページに掲載致します。
☆当日は、ご来場できない方のために、視聴用サイトにて全国各地で聴講可能なライブ動画の配信(要事前登録)も予定しています。                                   
 
(2) 食育情報サイト「ごはんだもん!げんきだもん!」What’s new!
 
今月のテーマはオリンピックです!

☆「時短朝食レシピ」…運動前後のからだには、エネルギーの補給が欠かせません!必要な栄養を効率よくとれるメニューをご紹介します。

☆「スポーツ栄養講座」…『オリンピックを目標に頑張る君へ』と題し、成長期の「今しかできない成長」に必要な食生活について考えていきます。

☆「食育出前授業Q&A」…食育講座の際に良く出る質問から、今月は『朝練の日は、いつ、どんな朝ごはんを食べれば良いですか?』と『スタミナ切れしない食事はどんなものですか?』に管理栄養士“まりこ先生”がお答えしています。
 
▽食育情報サイト「ごはんだもん!げんきだもん!」は↓
http://gohagen.jp/
 
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   2. 第18回ダノン健康栄養フォーラムより

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平成28年10月8日(土)に開催された第18回ダノン健康栄養フォーラムは、「腸内細菌と健康」をテーマに開催致しました。その中から今回は、慶應義塾大学 先端生命科学研究所 特任准教授 福田真嗣先生の講演要旨をご紹介します。
 
「プロバイオティクスの可能性」

慶應義塾大学 先端生命科学研究所 特任准教授 福田真嗣 先生

 私たちの腸の中には、およそ100兆個もの腸内細菌がいることが知られています。体を構成する細胞の数(およそ37兆個)よりもはるかに多い数の腸内細菌が私たちの体の中にいるわけです。1958年にノーベル生理学・医学賞を受賞したジョシュア・レーダーバーグ先生は、人間について「人間はヒトの細胞(真核生物)と微生物(原核生物)で構成されている超生命体(スーパーオーガニズム)である」と2000年に述べられています。人間の健康や疾患について考える時、体だけでなく腸内細菌も含めた形で理解することが「真の理解」であり、ひいては疾患の治療や予防につながるのではないかと思います。

 ▽講演要旨は↓
https://www.danone-institute.or.jp/mailmagazines/backyear/1316.html


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    3. トピックス

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「ヨーグルトを造る乳酸菌共生発酵研究の最近の知見」
 
 ヨーグルトは数千年前から食べられてきた発酵食品で、現在では健康維持効果も期待され世界中で食されています。その中に含まれる2種の乳酸菌、桿菌Lactobacillus deruburueckii subsp. bulgaraicus (L. bulgaricus)と球菌 Streptoccoccus thermopilus (S. thermophilus) が主となってヨーグルトは作られます。これらの乳酸菌は牛乳成分を発酵して酸味や風味成分などを作り出します。しかし、これらの乳酸菌を単独で発酵させると発酵の進行が遅れ、酸味や風味も充分に生成せず、また混在する他の微生物が繁殖して腐敗する場合もあります。これらの2菌種が共生することでヨーグルトが出来るわけです。 この共生のメカニズムについては旧くから研究がなされ、L. bulgaricus が乳蛋白を分解してつくるアミノ酸・ペプチドとS. thermophilusが作り出すギ酸を互いが利用することが知られてきました。しかし、ゲノム解析を含む最近の分子生物学的研究の結果、共生に関連する多くの新たな知見が明らかになってきました。今回はこれらの最新の知見を解説した論文を紹介します。
 
 

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 【発行】公益財団法人ダノン健康栄養財団
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