2018/03/15

Vol.164 (2) 第19回ダノン健康栄養フォーラム アンケート結果

メールマガジン「Nutrition News」 Vol.164
第19回ダノン健康栄養フォーラム「子どもの健康と食事・栄養」
アンケート結果
 平成29年9月9日(土)、有楽町朝日ホールにて第19回ダノン健康栄養フォーラムが開催されました。「子どもの健康と食事・栄養」をテーマに、第一線でご活躍の先生方をお招きし、「若い女性の栄養と次世代の健康」「乳幼児の栄養」「学童期・思春期の食生活と心の健康」「成長期のスポーツ栄養」という4つの切り口からご講演いただきました。会場には693名が来場され、熱心に聴講されていました。
 また、様々な事情により会場で聴講することができない方のために、事前登録にて全国各地で聴講することができるライブ動画の配信も行い、多くの方にご利用いただきました。
 今回は、第19回ダノン健康栄養フォーラムのアンケート結果をご紹介します。 ※回答数=607(会場:535、ライブ配信:72) 

参加者の職業(複数回答)

 参加者の職業は、会場・ライブ配信ともに「管理栄養士・栄養士」との回答が大部分を占めていました。子どもの健康にスポットを当てた内容であったことから、「教育関係者」との回答も目立っています。

フォーラムの内容について

 19回ダノン健康栄養フォーラムの内容については、会場・ライブ配信ともに「良かった(大変良かった+良かった)」との回答が90%を超える結果となりました。その理由としては「子どもの栄養について様々な角度からの講演が聞けた」「現場で役立つ内容だった」「子どもや保護者にアドバイスする際に役立つ内容だった」などの意見が多く挙げられました。一方で、「スライドと冊子の内容が異なり分かりにくい」「時間に余裕がほしい」「時間通りに進行してほしい」などのご意見も寄せられ、より多くの方にご満足いただけるフォーラム運営に向けた課題となりました。

 

管理栄養士・栄養士に求められる知識やスキル

 アンケートでは、管理栄養士・栄養士が現場で求められる知識やスキルについて自由回答にてご回答いただいています。挙げられる内容は、栄養の知識に関するものから、それを現場で伝えるための指導スキルに関するものまで幅広く、管理栄養士・栄養士に求められる役割の大きさが伺える結果となっています。中でも、今回特に回答が多かったのは「スポーツ栄養」に関する内容でした。

管理栄養士・栄養士が現場で求められる知識やスキル(主な回答)

第20回ダノン健康栄養フォーラム

 これらの貴重なご意見を踏まえて検討した結果、平成3098日(土)によみうりホールにて開催の第20回ダノン健康栄養フォーラムでは、「健康長寿のためのスポーツと栄養」をテーマとすることが決定しました。運動は、食事とともに健康長寿における重要なファクターであることから、管理栄養士・栄養士の現場でも運動に関連する知識が必要不可欠です。第20回ダノン健康栄養フォーラムでは、スポーツ科学、スポーツ栄養、健康増進などの切り口から現場で活かせる最新の情報をご紹介するだけでなく、パラアスリートと管理栄養士による特別対談も予定しています。事前登録制にてライブ配信も行いますので、会場にお越しいただける方はもちろん、会場での聴講が困難な方もぜひご参加ください。

▽第19回ダノン健康栄養フォーラムの概要は、以下をご覧ください↓

 

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