2016/10/05

Vol.144(1) DIJFからのお知らせ [10月17日発行]

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   メールマガジン Nutrition News vol.144
                    平成28年10月17日

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 メールマガジンNutrition News 平成28年10月号を
 公益財団法人ダノン健康栄養財団(DIJF)からお届けいたします。

 ※このメールは配信を希望・承諾された方にお送りしています。
 ※MSゴシックなどの等幅フォントで最適にご覧いただけます。

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☆ INDEX ☆

 1. DIJFからのお知らせ

 (1)「第18回ダノン健康栄養フォーラム」開催終了のご報告
 (2)食育情報サイト「ごはんだもん!げんきだもん!」What’s New!
 
  2. 平成26年度ダノン学術研究助成金受贈者による研究報告
       
  3. 健康・栄養に関する学術情報
 「育種革命をもたらすゲノム編集技術」 

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    1. DIJFからのお知らせ 

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(1) 「第18回ダノン健康栄養フォーラム」を開催しました。

 本年10月8日(土)に有楽町朝日ホールにて『腸内細菌と健康』をテーマに「第18回ダノン健康栄養フォーラム」を開催しました。
 620名を超えるご来場者を迎え、また講師の方々より有意義なご講演を賜り、盛況裡に終了致しました。 参加者の皆様にはご清聴頂き、誠にありがとうございました。
 皆様から頂きましたアンケートは、今後のフォーラム開催に際し貴重なご意見・ご感想として参考にさせて頂きます。

▽フォーラムのプログラム等詳細は↓
https://www.danone-institute.or.jp/forum/f25th/

 
 
(2) 食育情報サイト「ごはんだもん!げんきだもん!」What’s new!

本年9月1日より、食育情報サイトが全面リニューアル致しました!!
デザイン、コンテンツ新たに、より有益で豊富な食育情報をお届けします。

▽食育情報サイト「ごはんだもん!げんきだもん!」は↓
https://gohagen.jp/
  

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   2. 平成26年度ダノン学術研究助成金受贈者による研究報告

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 平成26年度ダノン学術研究助成金は多数の応募の中から6名の研究者に授与されました。その中から今回は、神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科 倉貫早智先生の研究報告の内容をご紹介します。

「ヨーグルトの長期投与が健常人の空腹時及び食後の血糖値に及ぼす影響」

神奈川県立保健福祉大学 保険福祉学部 栄養学科   倉貫 早智 先生

 2型糖尿病の発症に関しては、30~40%が遺伝因子であると報告されています。近年、2型糖尿病と関連する遺伝子が70以上同定されており、この中には日本人に影響を及ぼすSingle Nucleotide Polymorphism(SNP)も存在します。しかしながら、すべての糖尿感受性遺伝子のSNPsが日本人に影響するわけでなく、さらに個人のSNPsの保持頻度も異なります。また、日本人を含むアジア人は、他の民族と比較してインスリン感受性が高いもののインスリン分泌量が著しく低いことがメタアナリシスによって明らかになっています。そのため、日本人はヨーロッパ人と比較してBMIが低いにもかかわらず糖尿病を発症しやすいです。これは、日本人に影響を及ぼす糖尿病感受性遺伝子が関連していると推測されます。
 一方、海外のメタアナリシスでは、乳製品摂取量に伴い2型糖尿病リスクを減少させるとの報告や、ヨーグルトの6ヶ月間の長期的介入がインスリン、HOMA-IRを改善することが報告されています。しかしながら、日本人を対象にしたヨーグルトの介入試験や食事とSNPsの相互作用による報告は皆無です。
 そこで本研究は日本人の健常者を対象に、ヨーグルトを4週間投与しました。また、糖尿病感受性遺伝子の解析を行い、ヨーグルトの摂取が生活習慣病予防にもたらす効果について検証しました。

 
 
 
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   3. 健康・栄養に関する学術情報

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 「育種革命をもたらすゲノム編集技術」

 
 近年、「ゲノム編集」という言葉をメディアで聞く機会が増えてきました。ヒトを含む各種生物のゲノム解析が進んでおり、遺伝子の機能解析も進んでいます。しかし、遺伝子のDNA配列を意図したように改変したいと考えても、従来はそれを可能とする技術がありませんでした。最近になり開発されたゲノム編集技術では、ゲノム上の特定配列を認識する部位(タンパク質やRNA)とDNAを切断する部位(制限酵素)を結合した人工分子を利用して、狙った部分を改変することも可能となってきました。高等生物の遺伝子改変をこれまでより容易にすることを可能とし、医療での応用や栽培植物・家畜などの育種への応用が期待されています。
 一方で、外来DNAを残さない遺伝子改変も可能であり、安全性や規制のあり方についての議論も起こってきています。今回紹介する論文は、農林水産省農林水産技術会議事務局に属する筆者が、農産物の育種への応用を中心として解説したものです。 
 

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 【発行】公益財団法人ダノン健康栄養財団
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