開会挨拶 

16tokyo imawari公益財団法人ダノン健康栄養財団 理事長
新百合ヶ丘総合病院消化器・肝臓病研究所 所長
井廻 道夫

 本日、ここに第16回のダノン健康栄養フォーラムを開催することとなりました。  
このフォーラムは、フランスに本社を有する世界的な食品会社であるダノングループにより「健康と栄養」に関する研究の支援、様々な情報の提供を目的に設立された非営利の学術組織である公益財団法人ダノン健康栄養財団と日本栄養士会の共催により行われます。
 これまで、「健康と栄養」に関する情報提供の目的で様々なテーマでフォーラムを開催してまいりましたが、今回は、栄養価の高い蛋白質、ビタミン、ミネラルを豊富に含む重要な食品であり、体の様々な機能に影響することが明らかにされてきている乳製品に注目し、「再発見された乳製品の健康価値」というテーマでフォーラムを開催することになりました。
基調講演ではDanone Nutricia ResearchのIsabelle Seksek先生に食事の質の向上に貢献する乳製品に関する最新のエビデンスをお話頂きます。
 基調講演に引き続き、現在注目されている健康寿命を乳製品で延ばすことが可能かどうか家森幸男先生にお話し頂きます。
更に、乳製品の腸管免疫に及ぼす影響を清水誠先生に、乳製品の骨の健康に及ぼす影響を上西一弘先生にご講演頂きます。
本フォーラムはこれまで東京でのみの開催でしたが、関西の方々から関西での開催の要望がこれまで多数寄せられていました。そこで、今回は東京と大阪の2カ所で同時開催し、東京会場と大阪会場で交互に行われる講演を同時中継し、お互いに視聴し、双方向で質疑応答を行うという新しい企画で行うことになりました。  
 今回のフォーラムのテーマはお集まりの皆様にとって非常に関心の高いものであり、これからの活動のご参考になる内容を含むものであると考えております。

 

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